書類・書籍から大判図面、絵画から布まで資料や作品を電子化専門

保管されていた各事業所の図面を、PC画面上で閲覧できるようにするための電子化ご依頼です。
Ａ１、Ａ２等大判サイズの図面がメインで、古いものでは手書きの青焼き図面も含まれていました。古い青焼きは劣化が進んで文字がかすれることが多く「画面上の文字を読むことが出来ない…これでは電子化した意味がないじゃないか！」といったトラブルがたびたび発生いたします。
そのような原稿に最適なのが、弊社が所有する最新型のブックスキャナです。
通常のスキャナでは実現できない高精度のスキャニングを行うことで、かすれた文字でもPCの画面上で判別できるくらいの高画質な画像に電子化いたします。
DXの推進が叫ばれる中、お客様からは「今後の利便性向上が期待できる内容に満足しております！」と喜びの声をいただき、担当者としてとてもうれしく感じた仕事でした。

他のスキャニング代行業者様になかなか出来ない、弊社独自の電子化サービスとして、GIS（地理情報システム）の有資格者による座標補正がございます。
島根大学様のケースでは、スキャンした地図をGISの背景として使用するため「通常よりも高画質な画像であることはもちろん、精度の高い座標データも必要になるんです」というご相談を受けておりました。
スキャンした地図は、基本的に画像データとして扱われます。このまま印刷して使う分には問題ありませんが、緯度経度を表す座標データを持っていないため、GIS上へ配置するには、正確な座標データを加えなければなりません。
そこで、弊社の高画質なスキャナによるデータを元に、GIS技術者である弊社スタッフがデータの補正を行い、高精度のGISデータに仕上げて納品いたしました。
そのデータの品質の高さには、お客様からもおどろきの声をいただいています。