「スキャンとスキャニングの違いについて、正しく説明できますか?
日常的に使われているこのスキャンという言葉には、実は意外な意味が隠されています。スキャンとスキャニングの違いを知ることで、効率的な情報管理や電子化の意義が見えてくるかもしれませんね。
このブログでは、驚きの事実や興味深い事例を交えながら、スキャンの真実を明らかにしていきます。
日常業務の中で「この資料をスキャンしておいて!」「この間スキャンしたデータある?」など、スキャンという言葉を耳にする場面が増えてきていませんか?
弊社でも当たり前のように出てくる言葉となっています。 この「スキャン」という言葉。とあることがきっかけでスキャンという言葉が持つ意味について色々調べることになりました。
ここではそのきっかけとなった場面も含めお話させていただければと思います。
目次
1.スキャンとは
「スキャン」という言葉は、一般的な意味では「探査」や「調査」の意味を持ちます。
具体的な文脈によって意味が変わってきますが、情報を探し出す、特定の範囲を調査する、センサーや装置を使って情報を取得するなどの意味で使われることが多いようです。
あれ・・・?
普段使っているスキャンっていう言葉が合っているのか不安になってきました。
2.スキャニングとスキャンって違うもの?
お客様に限らず、私たちでもスキャンと言ったり、スキャニングと言ったりマチマチとなってしまっているのが現状です。 そもそもスキャンとスキャニングって違うものなのでしょうか。
スキャニングとは、物体や文書などの表面を光線、電磁波、レーザーなどのエネルギー源を用いて走査し、その表面の情報をデジタルデータとして取り込むプロセスのことを指します。
主に2D画像やテキストの取り込みに使われ、スキャナーを使って紙の文書をデジタルデータに変換する場合などが典型的なスキャニングの例です。
普段使っていたスキャンではなく、スキャニングと呼ぶのが正しいような匂いがしてきましたね。
3.スキャニングによる電子化の流れ
電子化とは、物理的な書類や文書、画像、図面、写真などのアナログデータをデジタルデータに変換することを指します。
つまり、紙やフィルムなどの物理的なメディアに存在する情報を、コンピュータやデジタルシステムで読み取れる形式に変換するプロセスです。
電子化の流れを簡単に図に示します。
電子化のための手段としてスキャニングがあるのですね。
4.スキャンはスキャンでも。~スキャンって何だろう?を調べるキッカケ事例~
ある日、お客様より弊社スキャニングサービスへ、ちょっと珍しいスキャンのお問い合わせがありました。
「河川をスキャンして欲しいのですが、御社で可能でしょうか?」
「河川のスキャンですか、河川平面図のことですか?それとも古地図のことですか?」
紙原稿からのスキャンしか頭になかった私はお客様との話がかみ合わず、チンプンカンプンでした。
「違います違います!河川の川底をスキャンしたいんです!」
そう。お客様が相談したかったのは、レーザースキャナを使った地形スキャンのことだったのです。
ようやく話の趣旨を理解することが出来ました。
私達川又感光社は、ドローンによる航空測量、グリーンレーザーによる河川測量など。測量業務も行っております。
前項にも述べたように、スキャンというとこのような内容もスキャンになるのですね。
このことがスキャンという言葉を調べるキッカケとなっています。
5.まとめ
スキャニングとスキャンの違いを説明させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
スキャンでもスキャニングでも、大きく纏めますと電子化の一環となります。
今後も電子帳簿保存法やDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みなど、電子化はますます普及されていくことでしょう。
電子化をお考えのお客様は、ご遠慮なく弊社までご相談く