実績紹介　株式会社サードセンス様　渡良瀬川旧河川図スキャニング

投稿者：大圖 建一

今回は、株式会社サードセンス様から、古い河川図の修復と修復後のスキャニング、データ納品を行うという依頼を受けた事例をご紹介いたします。

概要

今回、スキャニングで作成したデータは、「渡良瀬遊水地ラムサール条約登録10周年記念シンポジウム」内のパネルディスカッションで活用されました。

このシンポジウムは、渡良瀬遊水地の重要性や維持管理についての課題を議論する場であり、多くの専門家や関係者が集まりました。

渡良瀬遊水地は、多くの野鳥が生息することから、国際的にも貴重な湿地とされています。湿地の保存に関する国際条約である「ラムサール条約」にも登録されていることから、その重要性がうかがえます。

しかし、その保全には多大な努力と費用が必要であり、その維持管理に関する情報の収集が重要な課題とされていました。

当社が提供したスキャニングデータには、渡良瀬遊水地に生息する鳥類の種類や数、それらの生息状況に関する情報、環境調査や維持管理に関する文書など、様々な情報が含まれています。

これらの情報は、渡良瀬遊水地の保全に関する意思決定において、非常に重要な役割を果たしました。

また、パネルディスカッションでは、渡良瀬遊水地の保全に取り組む関係者や専門家たちが集まり、スキャニングデータを活用しながら、渡良瀬遊水地の価値や今後の保全に向けた方針について話し合われました。

多くの参加者から、当社が提供したスキャニングデータが非常に貴重であるとの声が寄せられ、その情報を活用しながら、渡良瀬遊水地の保全に向けた取り組みが進められることとなりました。

サードセンス様からの声

素早い対応に感激です！急な仕事でしたが、とてもスピーディーに仕上げていただき助かりました。

綺麗な仕上がりで、細かい部分まで丁寧に作業していただき、仕上がりにも大変満足しております。料金も非常にリーズナブルで、安心して利用させて頂いております。

スタッフの方々もとても親切で、丁寧な対応に感謝しております。また機会があればぜひご利用させていただきたいと思います。

今後の取り組み

当社のスキャニングサービスでは、書類や写真、図面などを高精度でスキャンすることができます。

また、今回の渡良瀬遊水地の事例を通じて、スキャニング技術が社会に貢献することができることを広く知っていただくために、当社のスキャニングサービスの紹介や、スキャニングによるデータ活用事例、地域社会や環境保全に貢献する活動などを、ウェブサイトやSNSなどを通じて発信していく予定です。

今後も、当社は地域社会や環境保全に貢献するために、高品質なスキャニングサービスの提供に取り組み、より豊かな社会の実現に貢献していきます。

投稿者：大圖 建一

スキャンサービス代表。 ２級土木施工管理技士をもつ図面のプロ。設計業務に10年従事し、その後スキャン業務の責任者になる。図面の中身を理解しているからこそ、大判図面のスキャンからCAD化、GIS化まで活用性を見いだせる能力を持つ。最近は、仕事とゴルフと家庭を円滑にすることが難しいと感じている。 大図（おおず）は本名で偽名ではない。